こども防災協会の鹿島 美織です。

本日はクリスマスです🎄
みなさんのおうちには24日にサンタクロースが来ますか?
25日にサンタクロースが来ますか??

スタッフのおうちには、今朝起きたらサンタさんからのプレゼントがあり、
こどもたちが大喜びしていたそうです🙌

さてさてそんなクリスマスですが
アメリカでは「Merry Christmas(メリークリスマス)」と言わないってご存じでしたか??

Merry Christmasという文字は
日本であればこの時期、どこでも見られますよね。

ショッピングモールやスーパー、いろんなお店でも
テレビや広告でも「Merry Christmas」という文字がいたるところに掲示されています。

ところで、Merry(メリー)とはどういう意味か分かりますか?
今回はMerry Christmas(メリークリスマス)についての豆知識をご紹介したいと思います!

鹿島(ラスボス)からの豆知識:メリーってなに??

Merry Christmas(メリークリスマス)のMerryとは和訳すると「陽気な」「楽しい」「楽しげな」という意味になります。

ということは・・・Merry Christmas(メリークリスマス)とは「陽気なクリスマスを!」や「楽しいクリスマスを!」という意味になります。

クリスマスを楽しく過ごしてね、という意味合いで使われる言葉がMerry Christmas(メリークリスマス)です。

これは英語なので英語圏で使用されていると思う方も多いと思いますが
冒頭にもお話しした通り、このMerry Christmas(メリークリスマス)という言葉は
アメリカではMerry Christmas!とは言わないのです。

なぜ言わないと思いますか??
それにはきちんとした理由があるのです。

鹿島(ラスボス)からの豆知識:アメリカでは言わないメリークリスマス

正確に言うと、アメリカではMerry Christmas(メリークリスマス)を言わないのでなく
「言わなくなった」ということです。

以前は日本と同じように街のいたるところにMerry Christmasという文字が並んでいましたし
クリスマスシーズンになるとMerry Christmasとあいさつすることが普通でした。

私の体感となりますが、言わなくなったのは90年代後半、
もしくは2000年代に入ってからではないかと思います。

ところでもっと正確に言うと、
Merry Christmas(メリークリスマス)を使わなくなったというよりは、
それよりも別の言葉を尊重するようになったといった方が正しいかもしれません。

その言葉は何か分かりますか??

鹿島(ラスボス)からの豆知識:アメリカでは何という?

正解は「Happy Holiday(ハッピーホリデー)」です。
人々はMerry Christmas(メリークリスマス)よりもHappy Holiday(ハッピーホリデー)という言葉を使うことを
良しとするようになりました。

アメリカではクリスマスカードを送り合う場面がありますが
そのカードにも「Happy Holiday(ハッピーホリデー)」と書いていることがほとんどです。

アメリカでは、お店の店員さんもこの時期になると
Happy Holiday(ハッピーホリデー)と声をかけてくれます。

もちろん家族や友達にもHappy Holiday(ハッピーホリデー)とあいさつします。

その理由はとても簡単。
それは”宗教上の理由”が大きく関係しているのです。

鹿島(ラスボス)からの豆知識:いろんな人がいるアメリカ

アメリカの人口は2024年6月時点で3億3650万人と推定されています。

これは1位のインド、2位の中国に次いで世界第2位の人口です。

推定とされるのは、移民や外国人の長期滞在者も混在しているため、推定とされています。

そしてその約3.4億人の中には、多国籍の人々が住んでおり
その宗教は国や人によってさまざまです。

クリスマスは言わずと知れたあの「イエス・キリスト」の降誕祭として祝わる日ですので
キリスト教のお祭りです。

ですが、例えばイスラム教の国では、クリスマスを公にい湧くことを禁止している国や地域もあるほどです。

クリスマスという概念がない地域もあります。

仏教ももちろん、厳格な仏教徒であればキリスト教のクリスマスは祝わないという人もいます。

そんなさまざまな国の人がいるアメリカでは
それぞれの宗教を考慮して、何年も前から「Merry Christmas(メリークリスマス)」をやめ
「Happy Holiday(ハッピーホリデー)」を使用しているのです。

もしかすると学校の友人が、職場の仲間が、お店によく来る常連のお客様が
キリスト教を信仰している人ではないかもしれません。

もしかすると身近な人がキリスト教に懸念を抱いているかもしれません。

そんなさまざまなことを考慮し、
アメリカではMerry Christmas(メリークリスマス)を使用しなくなったんですね。

鹿島(ラスボス)からの豆知識:クリスマスまとめ

今回はクリスマスとMerry Christmas(メリークリスマス)の豆知識についてご紹介しました。

日本も外国の方が多く住んでいらっしゃいます。
Happy Holiday!と声をかけてあげるのもいいかもしれませんね。

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こども防災協会 鹿島 美織