6月29日(木)の18:00に、石巻河北ビル1階かほくホールにて、石巻ビジターズ産業ネットワークの震災伝承部会のコンファレンスがありました。

 

 議題になったのは、東日本大震災において、行政地区として最大の被災地であった石巻において、震災伝承や災害・防災に関する教育を行政・民間で力を合わせて取り組むにあたり、民間を中心にどのような組織をつくっていくことが必要か、ということでした。

 集まったのは、自らの被災経験を伝えていらっしゃる方や地域で活動するNPO、国交省の方たちなど。石巻エリアを中心に活動している有志の方たちですが、ひとりやひとつの団体ででいることには限界があります。
 これから起こる災害で犠牲になる人たちを少なくするために、力をあわせたり、連携をするための組織体が必要という点では意見が一致しており、これから、具体的な話し合いに入っていきます。

 新たな組織体については第1回目の話し合いであり、議論の時間は限られていましたが重要な会議となりました。
 
 「こども防災協会」としても、こども防災キャンプのコンテンツづくりに会議に参加した方たちの力をお借りするようお願いをさせていただきました。

 東北大学の佐藤翔輔先生、みらいサポート石巻の中川政治さん、観光部会長である三陸河北新報社の大須武則さん、このような場をいつもありがとうございます。