こんばんは。こども防災協会の鹿島美織です。
明け方の地震速報で飛び起きた人も多かったと思います。
私もびくっとして避難の準備をしたものの東京ではあまり大きな揺れもなく。
みると、富山県沖の震源、能登半島などで震度5強、との表示。
北陸を中心にした今朝の地震でこわい想いをした方たちがたくさんいらっしゃると思います。

年明けから能登半島にときどき、伺うようになって。

倒れかかったお家のそばを通過しながら登校したり、あそびに行ったりするこどもを見ながら とても心配な気持ちがありました。

そのうち、二次被害が発生するのではないか、と。

倒れかかったお家のそばを通過しながら登校したり、あそびに行ったりするこどもを見ながら とても不安な思いをしていました。

そのうち、二次被害が発生するのではないか、と。

傾いて、必死に絶えているお家。

たわんでいる木材や柱。倒れかかった壁の重量で変形している木枠。
舞い上がる土埃や埃をすいこんで向こう側がみえにくくなっているガラス。
いまにも割れそうなくらい無理な重量がかかっています。

潰れかけて、1メートルほど道路にはみ出した家たち。

1階に土砂がたまり、2階の家具が南にかたよっているお家。

30度以上で、完全に安定角を超えた斜度…。

外からみると驚くような光景ですが、

生活をしている人やこどもたちにとっては、見慣れてしまう光景でもあります。

危険な風景が、否が応でも日常化してしまう状態の中で、

いつか、二次被害が起きるのではないかと心配していました。

能登半島の避難所やいくつかの施設でワークショップを開催しながら準備をつづけ、2024年の5月25日(土)と26日(日)に、デイキャンプを開催してきました。

防災レッスンとして準備したのは、ビッグ・ストローハウス・バトル。

地震のゆれの場合の建物について、こどもたちに想像してもらうためのワークショップです(ちょっとまじめ)。少し難しい面もありましたし、地震を体験した子たちには時期的に早いのではないかと思いましたが、今回のような余震での二次被害をうまないために…との想いでした。

それからあまりに早く大きな地震が起こってしまって。
みんな、無事かな…。
先週末、きてくれたこどもたちの笑顔や姿がつぎつぎと思い出されて心配しています。

特に北陸の方たちは本当にひやひやして、不安な気持ちでいらっしゃると思います。
少しでも被害と影響が少なくすみますように…

こども防災協会 鹿島 美織