こども防災協会 鹿島 美織です。
2泊3日キャンプの例として、2024年秋に大阪府で開催をしたネイチャーぼうけん & 防災キャンプをご紹介します。テーマは『もり★スペシャル』。

メインのアクティビティはツリーイング。こどもたちにも評判の高いプログラムです。
こどもの頃、木のぼり大好きだったという方たちも多いのでは?
ロープワークをつかって高い樹にのぼっていくツリーイング。木の葉のかさなりから、森色の光がキラキラさしこんで、高い木の上から見る景色は格別です。

国際交流、イングリッシュ、ロープワーク、火おこし、すみづくり、ハロウィンとたっぷり楽しみました。

かなり高い木にチャレンジ!


■ 1日目のプログラム

■ 防災 & 国際交流キャンプ【1日目】
* 英語で自己紹介 & アイスブレイク
* ツリーイング
* あきのもりのサバイバルハック
* 夕食
* 花火 & 英語でダンスナイト
* お風呂
* フリータイム
* 就寝

■ 防災 & 国際交流キャンプ
* 英語で自己紹介 & アイスブレイク
* ツリーイング
* あきのもりのサバイバルハック
(ロープワーク、ロープ椅子づくり)
* 夕食
* 花火 & 英語でダンスナイト
* お風呂
* フリータイム
* 就寝

今回はスタッフが3名だったので、鹿島も受付を担当。しおりに目印は書いていたのですが、迷っている方もいたので「こども防災協会のキャンプはこちらです!」とお声かけしながら、受付を開始。お名前を確認して、カラーごとのチームに分かれます。

少人数だったので、公共交通の移動も入ります。集合駅から施設まで荷物をはこんでくれたのは、Aさんご夫婦。
スペインに住んでいる時から関わってくださっていたほがらかでキュートなAさんとハンサムな旦那様はとてもお似合いのご夫婦です。残念ながら今回はキャンプには参加できませんでしたが、とても助かりました!

だんじりのお祭で盛り上がる貝塚市の街中を何台かの車に分かれて進みます。道中ではボランティアさんの名前をおぼえたり、隣になった子に話しかけたりして、あっというまに仲よくなっていきます。

ランチを食べたらさっそく、ツリーイングにゴー!ブルーシートの上に並んでいるのは、ヘルメットとハーネス。装着方法が少しでもちがうと危険なので、講師の方たちが慎重にチェック。

しかし、ハーネスを装着しているちょっとしたすきまにも、準備されていたハンモックをめざとく見つけてもぐりこむこどもたち。
ヘルメットつけなさいーー ツリーイングさせないぞ…

ヘルメット、ハーネスをつけ終わったら、カラビナのゲートがきちっとロックされていることを確認。木にのぼるためのロープさばきを教わります。原理は分かったかな?!


いよいよ、スタート!好きなロープをえらんで、まずはロープにぶらさがってみます。こちらは、身軽なUくん。モンキーなみにするすると登って、余裕の表情です。

尻込みをして様子を伺っていたこどもたちも、勇気をだしてぶらさがります。ダブルド・ロープ・テクニックを使ってのクライミング。体重を自分でもちあげるので、腕の力がいります。こどもたちの必死な感じ、伝わるでしょうか?

すこしずつ、すこしずつ、上へあがっていきます。

カメラを持つ私のいるところは、地上から5m程度のところ。いちばん上までいった子が、うれしそうに手をふってきます。8m以上はありそうな高さです。下から、パチリ☆

「うわー 下の人たちがまめつぶみたい!」「こんな景色、はじめて!」 どの子の目も、輝いています。

木の幹にのってみたり、ぶらぶらゆれるロープを支え合って、集合写真を試みてみたり。つかれたら、木と木のあいだにはったハンモックで休憩!

写真は、スペースの限界まで、ぎゅうぎゅうにくっつくガールズ。すっかり仲良くなったね。

待ち時間は、ロープワークにトライ。
はじめはナット・ヒッチを教えていたのですが、すこし難しい子たちもいたようで、途中からふた結びを教えることにしました。

タープをむすんだり、立木と立木の間にロープをわたしたりできる結び方。大活躍まちがいなしのヒッチです。

たっぷりと森をたのしんだ後は、みんなで夕食。
日が暮れた後は、みんなで花火。こどもたちがどんどん手をのばすので、大人タイムももうけます。
なんだか、こども以上に笑顔の元・こどもたち。
英語をつかったダンスもおどって、お風呂に向かってかけていきます。
また、明日ね!おやすみなさい…!!
(2日目のプログラムにつづく)

Written by 鹿島 美織(こども防災協会)

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