こども防災協会スタッフからの口コミ：こどもたちの声（こども防災協会鹿島美織）

スタッフからの口コミ：こどもたちの声

こども防災協会の鹿島美織です。

こども防災協会の防災キャンプでは、さまざまなアクティビティでこどもたちが楽しみながら防災を学んでもらえるように準備しています。

その準備は、スタッフがアクティビティの時間調整や天候調整など、いろいろな工夫によって成り立っています。

そして私も含めスタッフは、実際こどもたちからの「楽しかった！」「またやりたい！」「また来たい！」といった声が活力になっています。
口コミとしてスタッフからその様子を聞くことも楽しみの一つです。

今回は、口コミをもとに”こどもたちの印象に残った声”のあったアクティビティをご紹介していきたいと思います。

スタッフの口コミ：がけのぼり

がけのぼりは、こどもたちに”高さ”を学んでもらうため、またロープを使って力を入れて登る方法などを学ぶために
春や秋のキャンプで実施しています。

実はこのアクティビティ、怖くて泣いてしまうこどもたちもいます。。。
がけのぼりは、のぼってから降りるまでとしているのですが、のぼってしまったものの怖くて降りれなくなってしまうことが・・・。

でもそんな中でも、こどもたちは勇敢に大きな崖に立ち向かっていきます。

そしてこどもたちのすごいところは「やらない」と言わないところです。
怖がるこどもたちはもちろんいるのですが、上まで登らなくても果敢に挑戦をして、「怖かったぁ」と安堵の表情で笑ってくれます。

1年生や2年生の低学年の子でも、挑戦してくれる姿がスタッフとしても勇気や元気をもらえる瞬間です。

現場に参加したスタッフからの口コミによると
「最初は登らないと言っていた子も、実際やると楽しそうで最後は笑顔でした！」
「平気だよ！と言っていた子が、降りてくるときは泣いていてがんばったねって声をかけると笑ってくれました」
「足の使い方がなかなか難しいがけのぼりも、こどもたちはすぐになれるみたいですね。みんなかっこよかったです」
といった感想が聞かれました。

スタッフの口コミ：火おこし

こども防災協会では、太陽の光となにを使えば火おこしができるのか？といった実験をしました。

虫めがねは当たり前なのですが、それ以外の材料でこどもたちが考える「火を起こせそうなもの」を持ち寄って
太陽の光で火が起こせるか試してみたのです。

これは実は安易なことではありませんでした。
天候にも左右されるものなので、太陽が陰ってしまうとお日様待ち。。。

そしてお日様が出ても、焦点を合わせないとなかなか火がつきません。
それでもこどもたちは必死にお日様と持ち寄った材料と戦います。

通常アクティビティは2時間ほどの時間を取っているのですが
それも超えて、こどもたちは一生懸命太陽と格闘していました。

「わぁ！ついた！！！」
その声が上がると、周りは拍手と歓声に包まれました。
そしてまだついていないチームはそれを見て、”自分たちも！”とがんばります。

そんなこどもたちの姿をみたスタッフ。
口コミにはこんな感想がありました。
「こどもたちの忍耐力と諦めない姿に少し感動しました。こどもたちは純粋に”火をつけたい”と思っていて、それがすごく印象的でした。」
「火が付いたときはスタッフもボランティアさんもこどもたちと一緒に喜んでいました。こどもたちのおかげで火がつきました。」