こんにちは。こども防災協会です。

本日の豆知識のテーマは「地震」についてです。

みなさん地震と聞くと何を思い浮かべますか?

おそらく東日本大震災や津波など被害が大きいものを想像すると思います。

ただ、日常でも地震はありますよね。

避難したり被害が小さいからあまり気にならないだけで、地震は結構起きてるんですよ。

被害が大きかったりみなさんがこわいと感じるのは地震の「ゆれの大きさ」ですよね。

この揺れの大きさを私たちは「震度」と表しています。

気象庁では「震度階級」と表していますが、震度と覚えていれば間違うことはありません。

この震度にはいくつか階級があります。

気象庁ではこの震度を0~7の10段階に分けています。

あれ?0~7だから8段階じゃないの?って思いますよね。

こちらの表をご覧ください。

震度階級 人の体感・行動
0 人は揺れを感じないが、地震計には記録される。
1 屋内で静かにしている人の中には、揺れをわずかに感じる人がいる。
2 屋内で静かにしている人の大半が、揺れを感じる。眠っている人の中には、目を覚ます人もいる。
3 屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる。歩いている人の中には、揺れを感じる人もいる。眠っている人の大半が、目を覚ます。
4 ほとんどの人が驚く。歩いている人のほとんどが、揺れを感じる。眠っている人のほとんどが、目を覚ます。
5弱 大半の人が、恐怖を覚え、物につかまりたいと感じる。
5強 大半の人が、物につかまらないと歩くことが難しいなど、行動に支障を感じる。
6弱 立っていることが困難になる。
6強 立っていることができず、はわないと動くことができない。揺れにほんろうされ、動くこともできず、飛ばされることもある。
7

(気象庁、気象庁震度階級関連解説表一部抜粋、http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/shindo/kaisetsu.html)

こちらの表は気象庁が出している震度階級関連解説表を一部抜粋したものです。

この表では震度5と6には「弱」と「強」があるので全部で10段階なんですね。

私たちが「地震だ!」って感じるのは震度3か4くらいです。

ちなみに2011年に起きた東日本大震災や2016年の熊本地震の震度が7でした。

もちろん震度7の地震じゃなければ安全なんていうことはありません。

震度5や6、0でも津波や建物崩壊などの危険性は十分にあります。

これから地震が起きた時は、どれくらいの震度で津波の危険があるかなどの情報をしっかりかくにんしましょう!。

 

【この記事は伊勢が書きました】

おやつに煮干しを食べていたらこどもたちからチョコレートをもらいました。

すごいビンボーに見えたのかな。

一緒に防災博士になりましょう!