こんにちは。こども防災協会です。
新年度も始まりみなさん慌ただしく毎日を過ごしていると思います。
こども防災協会も新体制のもと充実した日々をおくっています。
このブログでは防災協会の活動やイベント情報、防災にかんする豆ちしきなど、みなさんのためになるような情報を発信していきます!
こども防災協会では、こどもたちに楽しく防災について学んでほしいという想いから、「こども防災&イングリッシュキャンプ!」を実施しています。
海外からの留学生や社会人ボランティアさんとの交流を通して異文化理解や海外のさいがいについても学べるよい機会になると思います。
記念すべき第一回目は4月5日に港区スポーツセンターにて日帰りのキャンプを実施しました。
100名をこすこどもたちが参加してくれて、こどもたちはもちろん、ボランティアさんやスタッフも楽しくキャンプを実施することができました。今回はその活動報告です。
まずはボランティアさんの自己紹介です。
外国人のボランティアさんが29名(ベトナム5名、アメリカ4名、フィリピン4名、台湾3名、バングラディシュ3名、イギリス2名、スリランカ2名、ブラジル1名、ニュージーランド1名、カンボジア1名、タイ1名、コートジボアール1名、スウェーデン1名)と、日本人ボランティアさんが6名、さらに看護師さんも来てくださいました。
全部で、日本を含めて13か国のボランティアさんが集まってくれました。
ボランティアさんの名前とどこの国から来たのか、そしてそこの国の言葉で「こんにちは」はなんていうのかを各ボランティアさんから紹介してもらいます。
アメリカの「ハロー」は元気よく言えていたこどもたちも、コートジボアールやバングラディッシュになってくると、何回聞き直してもうまく言えませんでしたね(笑)
少しずつあいさつからおぼえていきましょうね!
さてさて、ボランティアさんの自己紹介がおわればいよいよみんなのお楽しみアクティビティです。
最初のアクティビティは「HINAN TYU(避難中)」!!
逃げ回るボランティアを追いかけて救済してワークシートにシールをもらってのどれだけたくさんのシールを集められるかを競います。
このアクティビティは本当につらいのです。
5分を2ラウンドやると全身から汗がふき出ます。
こどもも大人もへとへとになりながらも全力で体育館を走り回り、楽しんでいる様子でした。
この種目の一番難しいところは難しいところは2~3人のチームで行動しないといけないところです。
どのように逃げたらいいかをゲーム形式でこどもたちが学びます。
自分が行きたいと思った方向にいこうとしても、ほかの子がついてきてくれなければ走ることができないのです。
しかも逃げる相手は大人です。そう簡単にはつかまりません。
チームで協力しながら、とても早く走るこどもたち…
災がいにあった場合のシチュエーションに沿って、ボランティアさんからクイズも出されます。
思った以上に、まちがう子たちが続出。
チームで考えて答えを出すのですが、色いろな意見があってなかなか答えがまとまらなかったり…。
でも、考えることがとても大切ですよね。
そんな中、汗ひとつかかずシールをたくさんもらっているチームを発見!!
よくよく見ると、ほかのチームにおいかけられているボランティアにそっと近づき、自分たちの目の前にきた瞬間に手を出してタッチをしていました!
これにはさすがのボランティアさんもびっくりです。
低学年のグループでしたが頭脳プレイを見せてくれました。
こちらは、ウォーターリレー。
ペットボトルをつかったリレーです。
水って。重いんです。この他にも「How high?」(どのくらい、高い?)や「スピード競争」などを実施。
コートジボアールのお兄さんの走る速度と、自分たちの速度、津波の速度を比べたりしながら、数字の体感をつくっていきます。
「リスクイズ」は、思った以上の盛り上がりをみせて、時間いっぱいまで、みんなが夢中になってバトルしていました。
看護師さんによる、お水のお話も印象深かったようす。
防災のシートには、お水や食べるものに対する、たくさんのコメントが残っていました。
終わりの方では、5人の子たちが発表。
「津波が20m以上くるなんて知らなくて、とっても驚いた」
「はやくて、びっくりした」など、たくさんのコメントをしてくれました。
災害やキケンにはあってほしくないけれど、もしもあった時には、今日のことを思い出して、少しでもキケンから遠ざかってほしいと思います。
今日はごく一部しかできなかったので、別のキャンプでもまた会おうね!
キャンプの最後はみんなで集合写真をとりました。
今回はorange、pink、red、green、yellowの5チームでいろいろなアクティビティを行ってボランティアさんとも交流できました。
日帰りのキャンプでしたが、終わりが近づくとさみしさがこみあげてきます。「また会おうね!」、「次のキャンプはいつですか?」なんて言われると次のキャンプも絶対成功させるぞーってやる気がマンマンになります。
こどもたちにもボランティアさんにも思い出に残るキャンプができてとてもうれしくお思います。
ここでいくつか保護者様より感想をいただいたのでご紹介します。
@こどもがキャンプから帰ってきたら楽しそうにキャンプでの様子を話してくれた(小2女の子)。
@ボランティアさんとの交流がとても楽しかったらしく今度は泊りでのキャンプも申し込みたい(小4男の子)。
@地震や台風など、別の災害の専門知識も学べるキャンプがあるとうれしい!行きたい(小6女の子)。
@実際の被災者の声も聞かせてあげてほしい(小1男の子)。
今回のキャンプを実施して改善点も多く見つかりました。
次のキャンプまでに改善点を修正して、もっとこどもたちに楽しんでもらえるようなキャンプを実施していきます!
今後ともこども防災協会をよろしくお願いします!!